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5歳児 青組 どうする?
先週の月曜日から朝の集まりとしてサークルタイムを行っています。
「おはようございます!」とみんなで顔を合わせて挨拶をしたら出欠確認です。
「今日は誰が休み?」と考えてみたり、「全員で17人だから…」とその日の人数を数えてみたりしながら青組の1日が始まります。
金曜日は、育てたい夏野菜や植物について話し合いをしました。
少し前に子どもたちに相談してみると「グループで育てたい!」と意見が出たのでグループ決めをすると、
好きな友だちと声をかけ合って、「えだまめ」「ペンギン」「よろい」「すずらん」の4つのグループができあがりました。
しかし、「やっぱりこっちのグループに入りたい」などの声が聞こえて来たので2回目の話し合いで決め直すことに。
「この子と同じグループがいい」と思いが合わずに悩んだり、「そっちのグループ多すぎじゃない?」「こっちは少ないよ」などと上手く話が進まず落ち込んだり…。
なかなか決まらない様子だったので、一度どうするかを考えてくることになりました。
そして、金曜日に3回目の話し合いがありました。まずはサークルになって全員でどうするかを話していきます。
1人が「書くものある?」と案を出してくれたので、担任が紙と鉛筆を持ってくると「よろいグループに入りたい人いる?」などと周りに声をかけ始めました。
担任が手をあげている子の名前を紙に書いていくと、「じゃあ、次は…」と自然とグループ決めが進んでいきます。
「えだまめ」と「よろい」に入りたい子が多く、4つあったグループが2つになりました。
はじめは少し偏りのあった人数も「私こっちにする」と少ないグループに移動したりしながら自分たちで調整する様子に驚きました。
グループが決まったので次は2つに分かれて座り、グループ名の話し合いが始まります。
1つのグループは、すぐに「えだまめ」に決まりましたが、もう1つのグループはたくさんの意見が出て決まりません。
「レインボーフレンズはどう?」
「やだ!ポケモンがいい!」
「青組だから青は?」「それならブルーがいい」「青が好きだから青のものにしたいな…」
何度も話して考えて決めてを繰り返して「あおぞら」に決まりました。
最後に、グループで育てたいものを話し合っていきます。
今までの経験から「本持ってくる!」と絵本棚から参考になる図鑑などを探して持ってくると、「どれにする?」「このお花かわいい!」「これはなんだろう?」と友だちと笑顔を浮かべたり、眉間にシワを寄せて真剣に見つめたりしながら選んでいました。
1回では決まらず、3回と時間をかけて行った話し合い。
上手くいく時もあれば、上手くいかずに立ち止まってしまうこともありますが、「相手の思いを聞く」の経験を通して様々な意見があることを知ったり、「自分の思いを伝える」の経験から自信に繋がったりと、少しでもみんなの力に繋がっていけばと思います。
『えだまめグループ』は”枝豆”を、『あおぞらグループ』は”きゅうり”を育てていく予定です.
グループでの活動も楽しみですね♪