アルバム
空組 や〜めた!や〜らない! (5歳児)
2回目の放送教育ではざわざわえんのがんぺーちゃんのお話を見ました。
テーマは『や〜めた!や〜らない!』
がんぺーちゃんはみんなとお絵描きをしていて思った通りに描けなくて、「やーめた!」とみんなから離れてしまい、お友だちに声を掛けてもらい気分が変わるお話でした。
普段なかなか見る機会の少ない人形劇に興味津々で見ていた子どもたち。
がんぺーちゃんのやりたくない気持ちもわかるようで納得しながら見ている子もいました。
その後はグループごとに話し合いをしました。
今回は『やらないと言われたらどんな気持ち…』
日常の中で言ってしまうことや言われることも多いこの言葉。
いつもどんな風に感じるのか言ってもらうと「悲しい気持ち」「嫌な気持ちになる」
その言葉から言われてる人だけでなく、「お互いに悲しい気持ちになる」と相手の気持ちを考え始める子もいました。
話し合いには園長先生も入ってくださり、「あのね、せんせいこんなことがあったの!」と自分が体験したことを話すと園長先生から「どんな気持ちがした?」と聞いてもらっていました。
話し合いの中で様々な気づきがあったので他のお友達にも発表しました。
みんなの前で話すと緊張していましたが、自分の考えを一生懸命伝えようとする姿が見られました。
みんなの意見を聞いた後、今度は言ってしまう子にはどうしてあげようかみんなで考えてみました。
「満足するまでやってあげる(勝負で負けてしまった子には)」「大丈夫?って声を掛けてあげる」「一緒にやってみようと誘ってあげる」など気持ちに寄り添ってあげる意見がたくさん出てきました。
最後には見に来てくれた前理事長が、やりたくなくなってしまう気持ちの話をしてくれると、励ましてあげる声掛けをしてくれる子もいたりと優しい姿が見られました。
子どもたちが改めて気づいた、お友だちの気持ちに寄り添う優しい気持ちを大切にしながら過ごしていきたいと思います。