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2022年5月13日
5歳児さくら組 溢れ出る探究心!
「先生、朝の会でみんなに話したいことがあるんだけど」とのこと。話をお願いすると‥
「今日バッタ見つけたんだ」とクラスのみんなにお知らせしてくれました。
バッタの観察が始まりました。早速、図鑑を広げて
観察していると、『エサ』が必要なことに気がついたようです。
「先生、りんごを給食の先生にもらってきて」
「どうしてりんごなの?」と尋ねると
「ひまわり組の時虫飼って、その時りんごをもらって入れたから」
では、給食室に行ってみよう。
でも、今日の果物はオレンジでした。
「オレンジいる?」と給食の先生に聞かれましたが、
「うーん、きゅうりとか緑のものがいい」とのこと。
キャベツがありましたが、すでに加熱済み‥‥。
「とりあえず入れてみよう」とキャベツをもらいました。
次に
「先生、アルミホイルが欲しい」
図鑑で調べたところ、エサ箱が必要で作るそうです。
キャベツを乗せて飼育箱に入れてみました。
次の疑問は「先生、バッタがキャベツを食べるのかパソコンで調べて欲しい」とのこと。調べてみると、柔らかいキャベツは食べる。イネ科の草も食べる。と書いてありました。
今日は、雨なので
柔らかい葉っぱ、硬い葉っぱを取ってきてもらい飼育箱に入れました。どれを食べるのか、只今実験中。観察は続いています。
そして、ショウリョウバッタだと思うんだけど‥‥、と言っていた子どもたちですがオンブバッタとの顔の違いのポイントを教えてもらい、バッタの種類の見分け方も知りました。
子どもたちの知りたい思い、確かめたいこと、不思議に思う気持ちが溢れ出た時、その気持ちに応えられる素材を用意し一緒に考え、子どもたちが気づいていくそして知っていくことの楽しさを感じられるようにしていきたいと思います。