触れるかな…ドキドキ。
そんな姿を見ると「ナデナデしてごらん?」と優しく声をかけ、ナデナデ。
触れると「きゃっ」と嬉しそう。
テラスの水道で動かなくなったセミを発見。
夏が終わり、季節は秋になっていますね。
近くで見る機会が少ないからか、「え、なにこれ…?」とみんなびっくり。
でも少し経つと「セミは木についているよね。木につけといてあげよう」と子どもから提案。
セミさんも嬉しかったんじゃないかなぁ…
動かなくなっていても生き物を大切にする気持ちをもち、関わっていますね。
もう一つ、素敵な話がありました。
「もう、ないのー」と怒っているお友達がいました。「どうしたの?」と声をかけると「お花がね、なくなっちゃったの。かわいそう…」と話しています。
秋になり、咲いていたコスモスのお花。
おままごとで使ったりしたようでなくなっていました。
それに気づき、「お花がかわいそう」と眺めています。
保育園の植物は遊びの中で実際に触れられるように育てたりもしているので、様子を見て声をかけるようにしているのですが…
お花がなくなっていることに気付き、悲しむ姿に大きな成長を感じますね。
綺麗に咲いていたお花を楽しんだり、一生懸命咲いているお花がなくなっていることに悲しんだり…動植物に触れる中で生き物を大切に思う大切な気持ちが日々育っています。悲しい・かわいそうと感じている子どもの気持ちを聞きながら、汲み取りながら他の子にも伝えていければと思います。