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2023年2月2日

1歳児こすもす組★悔しい気持ち

朝からピュ―ぴゅーと風の音が聞こえてきます。

換気の為、扉を開けると「ちゃむーい!(寒い)」と外を眺めています。

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お人形が裸ん坊でいると「さみー!」と洋服を着せてあげます。

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「寒い」とはどういう感覚のことか、どんな対策が有効なのか、生活する中で身に付いたのだと感じますね。

さて、1冊の図鑑を2人のお友達で引っ張り合いっこをしています。

保育士は、そばで見守ります。

そんな様子に気が付き「○○くんのえほん?」「みたいの?」と、状況を察して心配そうに集まってきました。

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絵本を手にすることが出来なかったお友達に対して、違うおもちゃを手渡しています。

「残念だったね、代りにこれで遊びなよ」と、慰めているようです。

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今度は、おもちゃの取り合いで、お互いに押し合いをした2人。

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「痛かったよ。こういう時は、ごめんねだよね。」

保育士の言葉でペコペコと頭を下げ、お友達の頭をなでるお友達。

一方、「しない!」と首を横に振るお友達。

「いやな気持だったのに、なんで謝るの?」

自分の思いがあり、それを主張しています。

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「○○ちゃんも、遊びたかったんだよね。そしたら、「貸して」って言えたらよかったね。ドン!ってされたら痛いし悲しいよね。」

子ども達の主張を否定せず、気持ちに寄り添いながら方法を知らせます。

それでも引くに引けなくなってしまった様子のお友達に「先生と一緒ならごめんねできるかな?」

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謝る事がゴールではありませんが、上手く気持ちを表現できない時には保育士が代弁するなどして、「謝ってほしかった」「謝ることができなかった」と、モヤモヤが残らないようにフォローしていきます。

この後は、2人ともスッキリ笑顔で遊び始めていましたよ。

おままごとの椅子に立っています。

「この前、イテテになったよね?」

先日、バランスを崩して転んでしまったのです。

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そうだった、そうだった!

思い出して座っていました。

痛かった、怖かった。様々な経験をすることで、回避したり、対処方法を学んでいきます。

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新幹線の上に、車を乗せようとしているのですが、上手くいかずイライラ…

何度も何度も繰り返しチャレンジするものの、タイヤが転がってしまい、なかなか成功しません。

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保育士もやってみました。

確かに、転がってしまい難しい!

そこで、上下をひっくり返してみると成功!!

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その様子をじーっと観察して、再チャレンジをすると、見事成功!!

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自分たちで気付けるのを待つこともありますが、難しい時はそっとヒントを添えてみることもあります。

それによってひらめいたり、遊びの幅が広がるきっかけを作っています。