アルバム
1歳児こすもす組★状況を伝えることで
今日は週初めだったので、のんびり園庭で過ごしました。
ポカポカ陽気でとても過ごしやすかったですね。
お砂場では保育士がバケツで型抜きをすると、さっそく集まってきます。
石や小枝でデコレーションをして「ハッピーバースデー」を歌っていましたよ。
「おっきー!」「ちっちゃーい!」
サイズの違う石を見て、大小の区別がつくようで教えてくれました。
色や形、大きさなどの認識もできてきましたね。
砂場の外ではピクニックが始まりました。
「はい、どうぞ」
保育士の元へせっせと運んできてくれます。
「スプーンがないなぁ」と呟くと、すぐに持って来てくれました。
少しずつお店屋さんごっこのような遊びも見られるようになりました。
近くでは四輪車の取り合いっこをしています。
乗りたいお友達は、四輪車を引っ張ったり、隙間を見つけて体を押し込み乗ろうとしています。
乗っているお友達も抵抗しています。
保育士は、しばらく様子を見守り「今、○○くんが乗っているよ。見てごらん?」と声を掛けます。
すると、ハッとした表情で「かして」とハンドサインで伝えます。
お友達から取ろうとしていたのではなく、欲しい物に猪突猛進だったのですね。
行動を制止するのではなく、状況を伝え、お友達の存在を知らせてあげることで、自分でどうしたら良いのか気が付くことができましたね。
どこからかまつぼっくりを拾って嬉しそうに見せてくれました。
興味をもったお友達がじーっと見つめています。
その様子に気が付き取られないか警戒しています。
ここでも「見せてあげなよ!」と、こちらが決めるのではなく、「○○ちゃんのまつぼっくり、お友達も見てみたいのかな?」と伝えます。
すると「私が見つけたまつぼっくり」を、得意げに紹介してあげていましたよ。
声掛けひとつで、その後の反応がガラリと変わることがありますよね。
子どもたちが自分で気が付いたり、選択できるような声掛けを心掛けています。