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1歳児つきぐみ~みんな違って みんな良い~
どんぐり山公園に行ってきました。
曇天ながらも、少し気温は高いようで寒さを感じず遊ぶことが出来ました。
到着すると、固定遊具にまずまっしぐらの子どもたち。
2基しかないバネ式遊具を巡って場所の取り合い。
乗れた人、タッチの差で乗れなかった人。
絶望。
絶望しても代わってもらえるわけでなく、
再び…
両者とも目線は保育者を捉えています。
わかっているのだなぁ~と感じながら、乗れてうれしい気持ち・乗れなくて悔しかった気持ちを代弁します。
どちらの気持ちも大事な気持ちです。
すぐ代わって…とは行きませんし、こちらとしてもそうはしたくありません。
乗りたい子と手を繋ぎ、しばし見守り待ちます。
しばし待った後、乗りたいみたいだけど、どうしようか?と声を掛けてみます。
代わって欲しいなと要望を伝え、了承が取れたら、数を数えてお約束の言葉を唱えます。
「かーわって!」
無事に交代することが出来ました。
状況によっては上手くいかないこともあります。
でも、それでいいのだと思います。
代わってもいいと思う時もあるように、代わりたくない…そう思うことだってありますから。
こちらは、椅子の取り合い。
仲良く座っているように見えますが、取り合っています。
こちらのパターンは、二人とも椅子から降りることで終結しました。
そういう場合もありますね。
もちろん、順番や交代は知らせますがそればかりが先行していかないといいなぁと願っています。
数えれば代わらなければならない訳でも、代わってと言われたらいいよと言わなければいけないわけでもないと思うので。
嬉しいですとか、悲しいですとか、悔しい…そんな状況に応じた素直な喜怒哀楽、
その時々に一人ひとりの気持ちがあっていいと思うのです。
できれば、その一つひとつの気持ちを拾っていきたいと思うのです。
保育者はあくまで仲立ちであり、友だちどうしの人間関係は子どもたちの中にあります。
保育者はあくまで介添えで、主体は子どもたち。
そこを大切に育んでいけたらと願っています。
さて。
探検をしたり、井戸?池?なんでしょうか、ここに石を落としたり…楽しいひと時を過ごしました。
固定遊具を楽しみながらも、ジブンデ面白いを見つけることもとても上手になりました。
今日はあまり水に手は入れず。
水を触って、冷たいな今日は止めておこうと感じたのでしょうか。
水との付き合い方も随分上手になっています。
なにをしている写真でしょうか。
正解は…
手前の段差から跳びおりる友だちを見て、ジブンモやってみようと思ったけど、
高すぎる!と気付いて、自分なりに跳べそうなところをみつけて跳んでいる場面です!
色々考えているんですよね、子どもたちって。
ちゃんと自分のこともわかっているのだなぁと感心しました。
跳んだ後、こちらを振り返り
「おもちろい!!」とニッコリ。
繰り返し楽しんでいましたよ。
みんな違って、みんな良い…そんな今日でした。