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5歳児 どうなってるかなぁ?
朝登園すると「バスボム固まってるかなぁ…♡」「どうなってるか早く見たい!」と子どもたち☺️
しかし保育士は朝からどうしようかと悩んでいることがありました…。
それは
・おこなう場所(水遊びの際にやるのか、お部屋でやるのか)
・おこなう人数(一人一つ容器を用意して入れるのか、みんなで同じタライの中に入れるのか)
などについてです…。
しかし、今回バスボムを作ったのは保育士ではなくうみ組のみんな。そのためどうやってやりたいのかとみんなに相談すると「自分たちで決める!」と言ってくれたので、みんなで話し合いをすることに☺️
①おこなう場所についての話し合い
子どもたちの意見
・園庭でやると他のクラスのお友達もいるからお部屋の机の上でやる。
・じっくり観察したいからお部屋でやりたい。
・お水遊びとはまた別でやりたい。
保育士はお水遊びの中でやるのも楽しいのかなと考えていましたが、子どもたちはよく考えていますね。これらの意見が出たのでみんなで納得。バスボムはお部屋の中でやることに。
②おこなう人数の話し合い
子どもたちの意見
・一人一つやるのも面白そうだけど、みんなの色を混ぜたらすっごく綺麗な色になりそうだからみんなで一つの入れ物でやりたい。
・一人一つ入れ物を用意するのが大変そうだからみんなでやる。
・せっかく作ったからバスボムの色を混ぜたくない。だから同じ色のチームのお友達に分かれてやりたい。
などの意見が出ました。
段々と意見がまとまってきて、色を混ぜたくないお友達がいることに気づいた子どもたち。しかし、一人一つ容器を用意するのは大変だと気づき、色ごとのチームに別れることにしました。
途中、話し合いの中で「やっぱり色を混ぜたら綺麗だと思うけどどう思う?」というお友達の声かけに「じゃあ、作ったバスボムは2つだから、色を混ぜたいお友達は1つをお友達と相談して交換するのはどう?」と自分なりに考えて、伝えていたお友達。ステキな意見ですね。
お友達の気持ちに寄り添い、折り合いをつけながら話し合いを進めている子どもたちにとても成長を感じました。
話し合いが終わったら自分たちでバスボムの色ごと(3色だったので3チーム)に分かれて、昨日のバスボムの観察!
「固くなってるー!!」
「ちょっと崩れちゃったけどちゃんと固まってた♡」
そーっと触ってみよう。
ちょっと崩れてた。なんでだろう?
「入れたい入れたい!」と子どもたち。入れてみると
“シュワシュワー!!!”
といい音を立てながら溶けていくバスボム。
お友達と交換した違う色のバスボムを溶かしてみると、とても綺麗な色が♡
「うわぁー!とっっってもきれいな色!」
しばらく見とれている子どもたち☺️
綺麗すぎて隣のチームにも声を掛けに行く姿も☺️
「綺麗だから見に来て!」
こちらは赤色チーム!
「なんかいちごみるく見たい!」
「ジュースにもなりそうだね!」
しばらくするとやはり「手を入れてもいい?」と子どもたち😂
昨日のが気持ちよかったのかなぁ…
そーっと手を入れると…
「シュワー!ってなった!」
「あ、下に沈んだ粉を混ぜるとシュワーってなるのかも?」
“底にある粉も混ぜてみる”
「爆発しそうなくらいしゅわしゅわしてる!」
「すっごいくすぐったい😂」
「なんだかこのお水冷たいね」
そうなんです。よく気づいたね。
バスボムを入れたお水はなんだか冷たかったね…。
チームごとのお水を集め、みんなで観察。
「この色すごい綺麗。何と何を混ぜたの?」
「ここは抹茶みたいだね☆」
「なんかこのお水、ほかのより冷たい!(たしかに少し冷たかったです。なんでだろう…)」
そのあとは保育士が作った大きなバスボムをお水にちゃぽんっ。
「なんか浮いてきたよ」
「えっ黄色い…」「なんだろう…」
「あー!!!夏祭りで使ったあひるだー!!!」
バスボムは重曹、クエン酸を使って作りました。実験をする前に少しだけ簡単に重曹とクエン酸について子どもたちに説明していたので「あひるさん、粉の魔法で綺麗になったかな?」と話していた子どもたち。よく考えていますね。
「今度はレゴとか入れたい♡そしたら綺麗になるかなぁ…」と話していたので、それはいい考えだね♪
ちょっと固まりが緩かったこともあったのでまたお水の量などを調整して、再び実験してみたいと思います!
その後はお水遊びをしました☺️