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5歳児うみ組〜最近気になること〜
今日は朝から雨。室内で過ごすこともあり、トラブルも増えやすいことが予想されます。そこで最近気になっていることについて話し合いから始めました。
椅子がないところでの話し合いは、ゴロゴロしてしまったり、気付くと輪が崩れたりしていたので、机の周りに椅子を置いてみました。
1つ目はペットボトルのキャップについてです。
きっかけは、手作り楽器を作る際にキャップを使ったことでした。その後家からいくつかキャップを持ってきては、トントン相撲をしたり、コマのように回したりして遊んでいたのですが…最近になり『とられた!』『なくなった!』『ぶつかった』『家のヤツ持ってきて!』などなど、困ったことが出てきました。
・持ってくるのをやめる
・持ってきたい
どちらが良いか聞いてみると、持ってきたいが大多数。
それなら、約束を決めよう!
・何個くらいなら、きちんと持っておけそう?→3個?1個?5個?の意見が出たので5個までは持ってきて良いことになりました
・ないと遊べない→誰でも使っていい保育園のキャップを用意する
・とられた!なくなった!→同じキャップでわからないから、マークや名前をつけよう
・ぶつかった→遊ぶ時には周りをよく見よう
という約束が決まりました。
2つ目は友達が話しているのに知らんぷりをすることです。
『知らんぷりをされたことがある人?』と尋ねると14人も手を挙げました。
『どんな気持ちだった??』
嫌な気持ち・悲しい・嬉しくない・楽しくない・楽しい気持ちがなくなった
『1人が遊びを全部決めてしまうのはどうかな??』
気持ちを知らんぷりされているのと同じ
そこで、
・お友達の話を聞こう
・お友達の気持ちを考えよう
という目標を決めました。
話し合いを終えると、早速ペットボトルのキャップを数えたり…
マークや名前を書いていました。
こうして普段の生活の中で、困ったことや気になることを取り上げて、話し合ったり、日々を大切にしていくことで『協力』『みんなで一緒に』という気持ちがうまれ、夏祭りなどの行事も楽しく取り組めるのではないかな?と思っています。
また嫌だったことを「嫌だった!」と言えるということも大切にしていきたいところです。子ども同士で解決しようとする気持ちも尊重しつつ『嫌だ!』『困っている!』と言える大人が周りにいるんだよということを、伝えていきたいですね。