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3歳児かぜ組 かけっこは?
今日はみんなでかけっこ!
運動会に向けての取り組みの一環でみんなに「きょうのあそび」について相談してみました。
すると…「かけっこ、やる?」「はしる?」「うんうん!はしろう!」
と気合十分!
保育士が「どうやったらかっこよく走れるのかなぁ?」「待つときはどうやって待つ?」と一つ一つ問いかけながら子どもたちと決めていきました。
子ども…「こうやって待つときは、さんかく座りで待つ!」
保育士…「どうして?」
子ども…「だって、足伸ばしたりするとお友達の邪魔になっちゃう」
子ども…「あと…ぶつかっちゃう」
保育士…「そうだね、あとね、立つときにすぐに立てるよ」と見本を見せて伝えると、
見てください!このまっすぐとした姿勢のよいさんかく座りのお友達!
先頭の走る升目に入って準備しているお友達も、自分なりにかっこよく立つ方法を考えて、お背中を伸ばして立ってくれました。
「いちについて」「よーい」「どん」の合図に合わせて走りました。
この時に走り終えたお友達は廊下の端っこで待っていてくれています。
走り終えた後は整列して元の位置に戻るのですが…自分なりに「かっこいい歩き方は?」と試行錯誤中の様子です。スキップしてみたり、手を大きく振ってみたり、緊張から手と足が同じ方向のなんば歩きになる子、ゆっくり歩く子、早く歩く子など様々ですが、子どもたちなりに考えていました。
子どもたちが考えたかけっこ練習!
大人が「○○しよう」「○○してください」と伝えて子どもたちにその通りに動いてもらうことは簡単です。しかし、その姿は大人の考えに合わせて動く子どもの姿。
【どうして○○するんだろう】と子どもたちが答えを導くことで継続して取り組むことが出来るように思います。子どもたちに問いかけながら主体的に進める保育を大切にしていきながら、楽しい運動会をめざしています。
みんなでの取り組みのあとも、主体的に遊べる環境を作ると、かけっこの練習を続ける子が数名見受けられました。お友達同士、声を掛け合いながら「いっしょに走ろう?」
ときには、「いまは一人で走りたい」と思いをお互いに伝えながら遊んでいました。
その後、反対のおへやに風船も登場!風船遊びコーナーも出入り自由にしてみました。室内でままごとやおりがみをしていた子も、風船遊びをしたり、また元の遊びに戻ったり…子どもたちが遊びを選べるように工夫しています。