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2020年11月5日

3歳児すみれ組 声の大きさ。

園庭で朝からたっぷりと遊んだ後は…声の大きさのお話。

最近、お友達とお部屋で遊んでいるだけで、大きな声で叫んでいたり…おしゃべりする声が大きすぎたり…

「もう、うるさいよー😢」と注意をし、トラブルにつながる姿が多くなってきました。

声が大きいとクラス全体が騒がしくなり、集中して遊び込めなかったり、色々なことが気になり落ち着かなかったり…みんなで声の大きさについて話をしてみることにしました。

みんなに伝わりやすい動物で🐭🐱🦁

保育士「ネズミさんの声の大きさは大きいと思う?小さいと思う?」

子ども「小さいと思う」

保育士「どのくらいの声の大きさかな?」

子ども「チューチュー(小声で)」

保育士「じゃあ、ネコさんの声はネズミさんより小さい?大きい?」

子ども「大きい!」「このくらいの声だと思う。にゃーにゃー!(いつも通りの声の大きさ)」

保育士「ライオンさんの声は?ネコさんより大きい?小さい?」

子ども「大きい!」「ライオンさんはガオーって大きい声(叫び声)」

保育士「じゃあ、みんなが先生やお友達と話すときはネズミさん・ネコさん・ライオンさん、どの動物の声がいいと思う?」

子ども「ネズミさん」「ネコさん」「ライオンさん」

保育士「ライオンさんだと、先生たちもライオンさんの声でお話をしないとみんなに聞こえないと思うけど…(声の大きさを大きめに)」

子ども「え、嫌だ!ネコさんの声がいい」

保育士「うん、ライオンさんの声じゃなくて、ネコさんの声でも十分聞こえて、楽しくお話しできるよね。じゃあ、ネズミさんの声にならないといけないときはどんな時だと思う?」

子ども「地震や火事の時!逃げる時」

保育士「そうだね、放送が流れている時や逃げる時、あまりお話はできないけど、大きな声でじゃべっていたらもっと聞こえなくなっちゃうよね」

子ども「聞こえなくて、逃げられなくなっちゃう」

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楽しい時、嬉しい時に声が大きくなってしまうのは分かりますが…お部屋で遊んでいる中で叫び声を聞いたり、耳元で何か言われたりすることは嫌な気持ち、不快な気持ちになりますよね。周りのお友達の様子やその時の場面を考えながら声の大きさを意識できるといいなともう少し分かりやすい表にして、掲示してみようと思っています。

クラス全体で気を付けて、すみれ組が子どもたちにとってもっともっと心地居場所になっていけばいいなぁと思っています。

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「それ、楽しくない!」「もう言わないで!」「もう、それやめてよ」という会話も増えてきています。

言われて嬉しい言葉、嬉しくない言葉、楽しい言葉、楽しくない言葉…色々ありますよね。

また、みんなで話して少しずつ解決につなげていけるように時間を作っていきたいと思います。