アルバム
3歳児すみれ組 自分たちで選んで
今日はホールで運動遊び。
しっぽとりゲームやボール運び、綱引きと体をいっぱい動かすことを楽しむと…
「勝ちたかった!」「負けて嫌だった!」という気持ちがどんどん強くなってきているので、涙するお友達多数。
大きな声で泣いているのでなかなか進まず…悔しい気持ちは分かります。でも、周りのお友達は…と考えて少し話をしてみました。
保育士「負けて悔しいよね。負けて悔しく思う気持ちは大切だよね。でも、大きな声でずっと泣いていたり、怒っていたりすると一緒に頑張ったお友達はどうかな?」
子ども「悲しい気持ち」「泣いてると困っちゃう」
保育士「そうだよね。ずっと泣いていると一緒に頑張ったお友達も悲しかったり、困った気持ちになっちゃうよね。悔しい気持ちは大切だよ、次に頑張る力が湧いてくるよ。悔しいから、次はどうしようかな…ってみんなで考えてみよう!」
子ども「次頑張れば勝てるかもしれないもんね!」
運動会後から勝ち負けに対する気持ちが強くなってきたように感じます。負けて悔しい気持ちが次への意欲になるように、頑張る力がたくさん湧いてくるように悔しい気持ちも味わっていきたいと思います。
その後は園庭チームとお部屋チームで好きな方を選んで遊びました。
お部屋チームは制作、園庭チームはマルチパーツや影踏み!
今までは園庭とお部屋で分かれて遊ぶと「まだ、お部屋で遊んでないのに!」「園庭でも遊びたかったのに」と怒ってしまうすみれぐみさんでしたが…😂今回は自分で選びたくさん遊び、帰ってくるとお互いの話を聞き、楽しそう。自分の思い、やりたいことに合わせて、自分の場所を選び、過ごす。自分で選ぶからこそ、色々な遊びに積極的に参加したり、挑戦したりする姿がたくさん。
最近、「長い針が12になったら、お片づけをして、着替えよう!」など子どもたち自身が見通しをもって過ごすことができるように意識しています。
今週から時計と絵カードの貼ってあるボードを用意しました。子どもたちが時計が読めなくてもお部屋の時計と見比べながら、少しずつ意識して行えるといいな…
園庭に出るお友達に「長い針が5になったら、お片づけ。6になったら戻ってきてね。お着替えをしよう」と声をかけると何回も「今は何時かな」と確認。時間になると「片付けだよ」お友達に声をかけ、片付けスタート。その後もこのボードを確認しながら食事のための準備を進めていました。保育士が声をかけるより「あ、もうすぐだ!」と意識している姿が見られたような…😊
保育士は声をかけるのは簡単。ですが、自分で今何をするのか考えて、子どもたちが主体的に行うことができるように環境を整えていきたいと思います。