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2021年2月9日
3歳児すみれ組 乗らないようにするの?
園庭で毎日元気に遊んでいるすみれ組さんですが…最近、三輪車のスピード出しすぎで危険な場面が増えてきています。園庭に出る前にみんなに相談。
保育士「園庭で三輪車に乗る時、すごいスピードで乗っているお友達が最近多いけど、どうかな?」
子ども「危ない!」
子ども「小さい子とかお友達にぶつかって怪我しちゃう」
保育士「じゃあ、どうしたらいいと思う?」
子ども「乗らなくていい!」
保育士「三輪車、乗れなくてもいいの?」
子ども「んー、足で止めたりしてあまりスピード出しすぎなければいいと思う」
子ども「お山に三輪車で登らないようにしたらいいと思う」
さぁ、園庭ではどうかな?
みんなで話し合いをしたので意識をする姿。
立ち乗りもいいけれど、足で漕いでみよう!
スピードが出てしまったら、そのまま走るのではなく、足で止めよう!
話し合いを行った後は一人ひとりがしっかりと意識している姿が見られました。伝えてきてくれる内容もとても具体的なものになってきたなぁと感じています。
今まで実際にスピードを出しすぎて転んでしまう姿も見られ、「どうしたの?」と声をかけると「スピード出しすぎちゃったんだ」と話し、何でこうなってしまったのか分かっているような姿も多く見られました。ですが、園庭はみんなで遊ぶ場所。友達とぶつかってしまったとき、転んでしまったとき、大きな怪我につながる可能性も高いですよね。
経験して学ぶことも大切ですが、そうならないために自分で考えることもできるようになってきており、そのような環境も大切になってくると思っています。自分や周りの人が痛い気持ちや悲しい気持ちになることのないように「これやったらどうなるかな?」と考えることを続け、子どもたちの気付きを増やしていければと思います。