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3歳児かぜ組 夢中になるもの
昨日とうって変わって今日はとってもいい天気でしたね。
暖かくなってきてそろそろ虫たちも活発に動き出すころ…
と思い、園庭に行く前にこんな本を読んでみました。
『うまれたよ!バッタ』
子どもたちの大好きな虫をピックアップして、卵から成虫になるまでを写真で紹介する人気シリーズです。
絵本の1ページ目にはバッタの卵の写真が載っていました。
まだ成虫のバッタはいませんが、もしかしたら園庭の土の中にも卵があるかも…!
というわけで、園庭に出るとさっそくバッタの卵探しが始まりました。
スコップとシャベルを持って、怪しいところを一所懸命掘り返しています。
初めは卵が出てくるのが怖かったのか、「先生やってよ…」と少し弱気でしたが、しばらく一緒にやっているといつのまにか自分でスコップをもち、夢中になって掘り進めていました。
結局バッタの卵は見つかりませんでしたが、なにやら気になる葉っぱは発見。
「これなに?」
「たなごかなぁ?」
ということで、虫かごに入れて数日様子を見ることになりました。
どうなるのか楽しみですね。
こちらは泥団子づくりに夢中の子どもたち。
作り方を伝えて一緒に形成したあとは、白砂をかけて固める段階に入ります。
初めは先生と一緒にやっていたのですが…
要領を掴むと自分たちでやりはじめました。
泥団子が崩れないように力加減を調節して…白砂も満遍なくかけて…
たくさんのことを考えながら体を動かせるのは、この年齢になったからこそですね。
二人で協力して作り上げた泥団子。
園庭にいる先生たち全員に見せて回っていました。
「頑張ったね」「すごいね」と声をかけられると心から嬉しそうな笑顔。
大人でも子どもでも、頑張ったことを認められるって嬉しいですよね。
自分で見つけた遊びだからこそ夢中になれるし、夢中で頑張ったことだからこそ、人に認められることを嬉しく感じます。
日々のこのようなやり取りを繰り返していく中で、自信や自己肯定感が育まれていくのだと感じています。