アルバム
2021年8月24日
3歳児すみれ組 柔らかな感性
今日は園庭と室内で分かれてそれぞれが好きな遊びを見つけていました。
夏祭りの取り組み以降、盆踊りが大好きになったすみれ組の子どもたち。
「お外行く前に盆踊りしたい!!」
と、一踊りしてから園庭にくる子も多かったです。
音楽に合わせて体を動かすことを楽しく感じられる感受性。
遊びの中でしっかり育まれていますね。
園庭ではかぜ組の子どもたちが楽しんでいた石鹸遊びに混ぜてもらいました。
石鹸を混ぜた水に手を入れてかき混ぜると、ブクブクと生まれてくる泡。
色水、氷、スライム、泡…今年の夏は水の様々な特性に触れあって遊んでいます。
「先生こっちに来て。虫さんが狙われてる…」
不思議なつぶやきに耳を傾け手を引かれていくと、小さなイモムシがさらに小さなアリの群れに運ばれていくところでした。
「かわいそうだね…」
とつぶやきながらもじっとその様子を眺めている子どもたち。
可哀そうという感情を抱きながらも、これが邪魔してはいけない営みだと直感しているようでもありました。
大人が余計な言葉をかけなくても、子どもたちはこの善も悪も、正解も間違いもない自然の営みを目の当たりにし、多くのことを考えているのだと思います。
子どもの発見する世界に共感しつつも、大人の価値観を押し付けず、子どもたちの柔らかな感性を大切に守っていきたいです。