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5歳児 うみ組 自分たちにあったものに。
昨日のドロケイでは「ドロボウ役の子がタッチされたことに気付いていなかった」という問題が起こりました。
問題が起きたときには、一つ一つみんなで話し合いをするのがうみ組のスタイル!
今日は「ケイサツがドロボウを捕まえたことがわかるようにするためにはどうしたらいいか?」ということを話し合いました。
真剣に考えたみんなから出た意見は、下の写真の4つ。
その1つ1つについてみんなで話し合っていくと…
「捕まえ方を変えた方がいいのではないか」という意見にまとまっていきました。
そこで次の議題は「タッチではない方法で捕まえるためにはどうすればいいか?」です。
「タッチではない方法」とは言っても、今までやってきた鬼ごっこなどのイメージが強く、「腕で止める」「強くタッチをする」など相手に触れること前提の意見が出ていました。
その方法をみんなにイメージしてもらうと、「走ってきた人を腕で止めるのは痛い…」「強くタッチされると痛い…」という子どもたちの声。実際に体験していないことでも具体的にイメージすることができるのは、さすが年長児ですね。
そこで以前遊んだしっぽ取りゲームのしっぽがクラスにあること伝えると「(それを使えば)痛くもならないし、捕まったことがわかる!」と、新しいアイディアを発明した喜びと驚きに目を丸くしていました!
次回ドロケイを行う時には、しっぽを使ったルールでやってみたいと思います。
困った時や問題が起きた時に話し合いを行い、自分たちに合ったルールに変えていけるのは、年長児だからこそできること。今回の運動会ではそのようにして子どもたち自身が作り上げたゲームの内容、そしてそれを楽しむみんなの姿を見ていただきたいと考えています。
他者(大人)から与えられた楽しみだけはなく、自分たちで楽しいことを生み出す喜びを、今回の運動会を通じて感じてほしいです。





