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2021年10月29日
3歳児すみれ組 トライ&エラー
秋の自然の写真が載っているしおりをもちながら園庭を散策するすみれ組の子どもたち。
いかにも虫がいそうなところを見つけました。
「(石やブロックなど)大きな物をひっくり返すと虫が見つかる」と経験から知っているんですね。
虫を探していたのですが、予想外の発見がありました。
今日見つけたのは、『壊れる石』です。
「この石柔らかい!」と発見すると、他の石も拾ってきて割れるかどうか一つずつ試しました。
大きさに関わらず割れる石と割れない石があることを不思議に思っていると、ある子が一言…
「これ、砂が固まったんじゃない?」
なるほどという発見。
子どもたちは遊びの中でトライ&エラーを繰り返しながら、自分の頭で予測を立てる力をもっています。
“子どもは有能な学び手である”という言葉を改めて感じることができた瞬間でした。
見つけた“割れる石(砂)”は箱に集めて…
水を入れてみました。
砂を足しながら何度も何度もスコップで混ぜていくと…
団子づくりにちょうどいい泥の出来上がり!
ちょうどいい泥になるまで30分以上も、砂を入れ、水を入れ、かき混ぜて、を繰り返していました。
夢中になれる力があるって強いですよね。
泥を作りながら「もっと砂入れよう」「水が多すぎるよ」と試行錯誤していた子どもたち。
しつこいようですが、遊びと学びの本質はトライ&エラー。
気が済むまで挑戦と失敗を繰り返し、経験と知識を結び付け、学びの意欲へとつなげていけるような環境を、これからも大切にしていきます。