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2021年11月4日

4歳児ひまわり組 ありがとうカブタロウ

みんなで大切に育てていたカブトムシのカブタロウが動かなくなっていたことに気が付いた子どもたち…。
最初は「冬眠かな?」「疲れて休んでるのかも…」と、様子を見ていたのですが、それでもなかなか動かないカブタロウ…
「死んじゃったのかも…」
と、カブタロウが天国に行ってしまったと考えていました。
「悲しいけど、お墓を作ってあげよう!」
と、園庭に出るとさっそくお墓作りを始めました。

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「どこにお墓を作る?」
「ここだと赤ちゃんがいたずらしちゃうかも」
「ここの土は固すぎて、カブタロウが痛いかも…」
どこがいいかみんなで話し合い、柔らかい土のところに決めていました。

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埋める前に最後のお別れをしました。
「カブタロウありがとう」
「天国でも元気でね」

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優しく土を被せると、葉っぱやどんぐりなどたくさんお供えしました🍂

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夏から秋の期間、みんなで大切に育てたカブタロウ。カブタロウを育てる中で、カブトムシだけでなく他の生き物にも興味関心をもち、捕まえて観察したり、図鑑で調べてみたりしていました。虫が苦手なお友達も、虫に興味をもち触ってみようとする姿が見られました!
今回カブタロウが天国に行ってしまい、悲しい気持ちもありましたが、「なんで死んじゃったんだろう?」と、考えていた子どもたち。
「触りすぎて弱っちゃったのかな」
「怪我をしちゃったのかも」
「秋になって寒くなったからだよ」
「ずっと生きてられないもんね」
と、子どもたちの中で命について考えるきっかけになっていました。カブタロウを大切に育てたことで、自然への探究心や好奇心が育まれ、命を感じ生命の尊さを学んだことかと思います。
カブタロウ、ひまわり組のとこにきてくれてありがとう!大好きだよ!