アルバム
2021年12月25日 
1~5歳児土曜日合同保育 世界の見え方
子「ウォータースライダー作りたい!」
保「どうやって作るの?」
子「土を削る(掘る)んだよ」
そんな会話から砂場でウォータースライダー作りが始まりました。
まずは丸いコースにペットボトルで水を流してみました。
無事1週できて満足…するはずもなく!
「こっちに流そう!」と別のコースも掘ってみます。
保「なんでお水はそっちに流れるんだろうね?」
子「そっちに行きたいからじゃない?」
なかなか自由な意見が返ってきました…!
すると水がここで止まってしまいました。
写真だとわかりづらいですが、坂道になっています。
保「お水とまっちゃったよ?」
子「下から上にはいかないんだよ!」
上から下へと流れる水の特性にたどり着き、言葉で説明してくれました。
水を細いところから流すと、扇のように広がります。
「(扇状地のミニチュアみたいだなぁ)」と眺めていると、子どもたちから「ここ(扇頂部)に砂が溜まってるよ」と一言。
砂場遊びをしていると、地形の出来方の摂理に触れることができます。
保「水が透明なところと茶色いところがあるのなんでだろう?」
子「きれいな泥がさ、戦って勝ってるんだよ!」
大人はつい「水の流れが…」とか考えてしまいますが、自然科学だけが世界の見方ではないかもな、とも思い直してしまいます。
【きれいな水と汚い水が戦う世界】があってもいいし、子どもたちはそんな楽しい世界で生きているのかもしれませんね。
子どもたちの世界の見え方を、少しだけ覗けた気がした一日でした。





