保育士「どこにいるかなぁ?」
子ども「こことかにいるかも…土の所とか」
みんなでシャベルを持ち寄って掘ってみますが…いない。

保育士「ここはどうかなぁ」
子ども「ここ…アリさん…んー」
探してみますが、いない…!一体どこにならいるんでしょうか。

なかなか見付からないアリ。
しばらく探したところで…
子ども「アリさんはもうお家に帰っちゃたみたい、いないよ」
保育士「アリさん、お家帰っちゃったのか…お家どこか知ってる?」
子ども「知らない、遠い所だよ、遠い所」
保育士「そっかー、アリさんもお家に帰っちゃっていないんだね」
季節は冬…アリは見つからないだろうなと思いましたが、子どもたちと一緒に探してみることにしました。
アリがいないことにどうしてだろうと考え、自分たちで答えをだしていました。
大人が言ってしまえば簡単ですが、自分たちで探してみることに意味がある、そのことを改めて実感する場面となりました。
アリ探しをしていると雪。
パラパラと降ってくる雪に大興奮。
「サンタさんが来るかもしれないねぇ」とワクワクした様子も見られましたよ。
「サンタさん、来たんじゃない?」と声をかけると「じゃあ、先生のところに来るんじゃない?」と雪が降るとのんびり屋さんのサンタさんが来てくれるみたいです😊

触ろうと一生懸命頑張っていましたよ😊
雪に触れ、冬の季節も楽しんでいます。

【おまけ】
今日は心が温かくなる場面が見られました。
テラスで泣いているお友達がいたので少し離れた所から保育士は「おいでー」と声をかけ、しゃがんで両手を広げて待っていました。
すると、隣にちょこんと座ったお友達。
「おいでー」と両手を広げて待っています。
その姿を見て、ちょこちょこ進んでくるお友達。

その後、「おててー」と手を繋ごうと伝えてきました。
すると、お友達の手をとり、手をつないで2人でニコニコ。
最初泣いていたお友達は友達と手を繋いで遊び始めたのでした😊

困った時、寂しい時、保育士はもちろん声をかけ、抱っこをしたり、ぎゅーしたりしますが、近くにいるお友達も。
保育士が安心できる存在になれているのはとても嬉しいことですが、お友達も寂しい時、心細くなった時に安心できる存在になっています。両手を広げて待っていてくれたり、手をつないでいるお友達は入園当初泣いてしまうことが多かった子。
自分がされて安心できることを相手にもしてくれているんだなぁととても嬉しい気持ちになりました。
寂しくなってもつき組さんにはぎゅーってしてくれるお友達がいるよ😊