アルバム

2022年2月1日

3歳児 すみれ組 〜自分の気持ちと相手の気持ち〜

最近友達との関わりが深くなってきた分、自分の気持ちと相手の気持ちが上手く交わらず言い合いになることも増えました。そんな時は、保育士がすぐに言い合いを止めに入るのではなく、怪我がないように様子を見守り、なるべく子どもたち同士で気持ちを伝え合うことを大切にしています。

園庭に出ると、すみれ組以外の友達がたくさんいます。もちろん小さいお友達もたくさん!!どうやら使っていたタイヤを小さいお友達に持って行かれてしまい、「やめて」と怒っていたすみれ組さん。無理やり小さい子からタイヤを奪ったりして小さいお友達もよくわかっていない様子。「どうしたらいいと思う?」と聞くと「優しくお話ししてみる」とのこと。「それはいま私たちが使っているから持っていかないで?」「あとで貸してあげるね?」と自分達で考えて言葉で伝えると、小さいお友達も納得した様子。

IMG_1514.jpg

「先生!〇〇ちゃんが泣いてる」と1人のお友達が保育士の元へやってきました。「〇〇が嫌だったの」と教えてくれたのですが、相手もなんだか暗い顔。「お友達も何か気持ちがあるかもしれないよ。お話ししてみたら?」と伝えると2人で気持ちを伝え合い、話し合い、最後はお互いにごめんねをして仲直り♪

IMG_1515.jpg

「ごめんね」と伝えたら、すぐにケンカは終わるかも知れません。ですがこれで解決!とはならずになんだか心の奥でモヤモヤしますよね。大人もきっと同じ。子どもたちがどんな思いで、「ごめんね」なのかが大切だと思っています。お友達とのたくさんのぶつかり合いを通して自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを考えたりする経験を大切にしていきたいです。