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2022年2月2日
じぶんのきもち おともだちのきもち
今日は気持ちの良い快晴でしたね。たんぽぽ組さんも早速園庭に出ました。
誰もいない園庭。大好きなブランコへまっしぐらです。
今までは、自分でブランコに乗るのを楽しんでいましたが、最近少し変化がでてきました。
自分で乗るのも楽しいけれど、お友達の載っているブランコをやさしく押してお手伝いも楽しいっ!
押してもらっているお友達もニコニコです。
お隣のブランコに乗っているお友達もおしてあげようっ!
あれれ?なんだか様子がおかしいぞ?
さっきのお友達は喜んでくれたけれど、こっちのお友達は自分で漕ぎたかったようで、「やめて」「おさないで」と、自分の気持ちを伝えています。
さっきは喜んでくれたのに、今度はやめてと言われて、頭の中はハテナ❓でいっぱいです。
しまいには「〇〇ちゃんはおしたいのっ!!!」
と、目から大粒の涙がポロポロ。。。
おしてあげたい気持ち
おしてもらえて嬉しい気持ち
おしてもらいたくない気持ち
自分の気持ちとお友達のきもちが必ずしも一緒とは限りません。
こんな時、保育士が仲立ちして、やりたい気持ちを受け止めつつ、相手の気持ちもつたえていきます。
おしてもらいたくないお友達の気持ちはわかったけれど、やっぱりおしてあげたい気持ちも溢れ出します。
保育士が
「違うお友達に、おしてもいい?って聞いてみたらどうかな。」
と、提案すると隣のブランコに乗っているお友達に聞きにいきました。
「おしてもいい?」
「。。。。。いいよ。」
今度は交渉成立です。
日々の保育では、こんなやり取りをいくつも繰り返しながら、じぶんのきもちを伝えることと同時に、おともだちのきもちを知らせていくことも大切にしています。





