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2022年6月10日

3歳児 すみれ組 遊んで、喧嘩して、また遊んで

今日も元気に園庭遊びを楽しんでいる子どもたち。
園庭では日々、さまざまなやりとりが行われています。楽しいこと…それから喧嘩も…!😆😵‍💫
縄跳びを引っ張って綱引きを楽しんでいた2人。
最初は楽しかったのですがそのうち1人のやる気に火がついて、真剣勝負のつもりになっていました。
そして真剣勝負のつもりの子が負けてしまい、とっても悔しそうな表情。
あまりの悔しさに叫んでいたので、
「負けちゃって、悔しかったの?」
とその子の気持ちを言葉にすると、
「負けちゃって、悔しかったの…」
と落ち込んだ顔。

その後友達と引っ張っていた縄跳びを独り占めしたものの、お友達には、
「もう遊ばない!」
と言われてしょんぼり…

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縄跳びを取られてしまった方のお友達は、そのまま怒って別の場所に行ってしまいました。
その後、しばらくして様子を見に行くと、また2人で縄跳びを使って楽しんでいました。
協力して、縄を結びつけた後は、それぞれが引っ張って、顔を見合わせてニヤリ😏

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仲が良く、同じ遊びを楽しめる友達だからこそ、喧嘩も起こるところに3歳児らしさを感じます。
「もうあそばない!」
「もう知らない!」
「きらい!」
と言う言葉が段々と増えて来るようになりました。
まだ自分の気持ちを適切に表現する手段を沢山は知らない子どもたち。
身近で、簡単な言葉は使いやすいからこそこういった言葉も出てきます。
これからの子どもたちには、保育士が仲立ちをする中で、相手を傷つけずに自分の思いを伝えられる方法を丁寧に伝えるようにしていきます。
こちらは車ごっこ。
みんなでタイヤを車の席に見立てて、
「荻窪にいく!」
「アンパンマンミュージアムにいくの!」
「パウパトロールにいくの!」

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ひとり、ふたり…と段々増えていって、みんなで楽しんでいました。
車ごっこをしていると、お兄さんが
「これあげるよ」
とミミズをくれました。
それをもらった子は保育士に、
「これ、〇〇くんが虫大好きだから、〇〇くんにおいとくの!」
「おーい!〇〇くーん!」
呼ばれたおともだちは、
「なになに?」

とやってきてハッ!としました👀
「ミミズだ!」「しっぽがでてるよ!」
友達の『虫が大好き』と言う気持ちを考えた行動に、心があたたかくなった一場面でした。
仲が良いからこそ、喧嘩も遊びも目一杯経験していく子どもたち。
保育士はその一つ一つの経験を大切に見守り、時には仲立ちしていきます。
子どもたちが適切な表現に気付けるよう、関わっていきたいです。