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3歳児 すみれ組 話し合いと煙突
今日は話し合いをした後、かまど作りの続きをしました。
作り途中のものの確認をした後、まだ足りないものがある!と気づいた子どもたち。
「看板!」
「店員さんになるやつ!」
「帽子!」
などなど。
全てを作るのは大変そうなので、その中から一つ、看板も作ることにしました。
とはいえ、途中のままのものもあります。
「そのまま途中でも、かっこいいかな?」
とたずねると、
「かっこよくない!」
と子どもたち。
そこで先に作り途中のかまどの続きを作ることにしました。
「煙突だから、けむりがでてないと!」
と煙をつけることにした子。
新聞紙をペットボトルの上に入れて、煙を表現。
「ちょっと出てる!」
「ちょっと出てるね♪」
と友達同士で声をかけあい、煙が出ている感じを楽しんでいました。
「煙が、中から出てるなら、煙突の中にも煙があってもいいかもね」
と保育士が伝えると、
「そうだね!」
と新聞紙を中に入れはじめます。
煙に似てるものは何かな?と保育士がさらに毛糸や綿など他の素材を持ってくると、
「それいいねぇ!!」
と喜んだ子どもたち。
さっそく、ハサミで毛糸を切って入れたり、綿を詰めていきました。
「綿は、小さくしたほうが入れやすいね!」
と気づいた子。
「雪みたいだね♪」
と煙以外のイメージが湧いてきた子どももいました。
「みんなに分けてあげる!」
と綿をみんなに分けてくれる子も。
煙突完成!と思ったら、煙のように入口から出していた綿を、誰かが遊んで詰めてしまって外に出ていた煙がなくなってしまいました!
「みんなー!あつまって!お話聞いて!」
みんなにこうしたい!という話を伝えたいものの、なかなか集まってもらえず困っていた子。
保育士も声かけを手伝い、煙突の煙を出していてほしいというお話をしました。
みんなに話したいことを伝えようとする姿は真剣そのもの。
話を聞いてほしくても、聞いてもらえない、聞いてもらえないと、困る。
話を聞いてもらえて、嬉しい。
こういった一つひとつの経験が、子どもたちの話し合う力の土台になります。
これからも、子どもたちが自分から発信を出していくことを支えたり、発信しやすい環境を作っていきます。