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夏期アルバイトの募集
天沼保育園では夏期(7.8.9月)限定でアルバイトしてくださる方を募集しています。
お子様と一緒に遊んだり、布団敷きや簡単な清掃などのお手伝いをしていただきます。
週1日4時間から勤務可能ですので、条件等の詳細は以下の連絡先までお問い合わせください。
【連絡先】
03-3398-2207
【担当者】
猪俣
こあらのコラム~4歳の節~
先日研修で、龍谷大学名誉教授の白石正久さんのお話しを聞きました。
テーマは、就学までを見通した子どもの発達と保育~「新しい自分」になろうとする子どもの心を重ねる~
でした。
「発達」とは、子どもの育ちを指していますが、それは、○歳までに○○ができるという、子どもの外にある基準ではなく、一人一人の子どもの発達へのねがいから始まるもの、そんなふうに話されていました。
ねがいがあるからこそ、自分の現実とのずれがあり、発達の矛盾が大きくなります。この矛盾は苦しいことだけれど、発達とはその矛盾を乗り越えること。
矛盾を乗り越えるためには、安心の第二者が必要と話されました。
大きな発達の節は、1歳半と4歳と7歳。
1歳半では、区別がつくようになる。4歳は、比較する力がつくようになる。7歳は、系列が分かるようになる。
そんなお話しでしたが、ちょっと難しくなりますね。
身近なことで話すと、1歳半では「わたしーあなた」の区別がつくようになること。「そっちじゃない、これがいいの!」という区別する気持ちが強くなること。そういった区別です。
確かに1歳半頃から自我を発揮して、このような姿が多くなりますよね。
安心の第二者(大人)に支えられることで、活動をやってみたり、友達とつながったりするようになります。
4歳では、「できるーできない」「上手ー下手」「勝つー負ける」などの比較が分かります。
だからこそできない自分を感じやすく、負けることに敏感になりやすくなる。
「いつもできない自分」と思い込みやすいからこそ、そうじゃない自分も感じられるようにしていきたい。そして友達と心を響かせあいながら一緒に遊べることが大切になってくる。
この4歳の節を、現在の4歳クラスの子どもたちで見ていくと、確かに「敏感だからこそだろうな」と感じるような様子があります。
「負けるのがイヤだから参加したくないな~」「上手じゃないから今は見ていたいな~」「○○ちゃんが○○したよ!」など、そんな様子がよくある4歳児。
一つ一つの気持ちを「今はそういう気持ちなんだね」と受け止め、見学参加も大丈夫だということ、どの子もみんな参加できる活動も取り入れていくこと、「そうだったの困ったね」と気持ちは共感し、子どもがどう解決するかまではおせっかいをしない(言わない)、そんな関わり方を担任たちは意識しています。
そうしていく内に、少しずつ子どもたちにも変化が見られ、最初はこわばっていた表情も和らいで気が付くと活動に参加していたり、自分から友達に「やめて」と伝えたりと、そんな姿も少しずつ見られてきました。
このような経験を重ね、4歳の節、発達の矛盾を乗り越えていけるように、安心の第二者であり続けていきたいです。
園庭開放のお知らせ
天沼保育園にて園庭開放を行います。
詳細は以下の通りです。
【日付】9月26日(金)
【時間】10:00~11:00
【場所】天沼保育園 園庭
【対象】未就学児のお子様とその保護者
保育園の園庭で園児と一緒に自由に遊べます。
是非いらしてください。
※夏季期間に入るため少し先の日程になってしまいますが、ご了承ください。
こあらのコラム~身の回りのことが自立していくために~
3歳クラスの子どもたちは今、保育園の生活の中で「身の回りのこと」が自立していくように、そのことをねらいにおいて保育者たちは子どもたちと日々関わっています。
身の回りのこととは、食べること、寝ること、着替えること、手を洗うことなどを指しています。
大人にとっては当たり前の生活となっていると思いますが、着替えること1つをとっても、服を脱ぐ、肌着を脱ぐ、肌着を着る、服を着る、ズボンを脱ぐ、パンツを脱ぐ、パンツを履く、ズボンを履く、靴下を脱ぐ、靴下を履く、脱いだ服を畳む、とたくさんの項目があります。
服を脱ぐ1つにおいても、袖をもって手を抜き、反対の手も抜いて、裾をもって頭の方に上げていき脱ぐ、といったたくさんの動作があります。その一つ一つを理解し、体を動かす必要があります。
子どもにとってそれは簡単なことではありませんし、大人にやらされてでは「面倒なこと」と捉え、自立に向かう心が整っていきません。自立していくためには、大人とともに楽しみながらできることを増やしていく。そういった関わりが必要だと考えています。
そんな中でのエピソード。
子どもが服を畳んでいました。
保育者:「お洋服畳んでしまっているんだね」
子ども:「うん、だってさぁ…畳んだ方がいいかなって思って」
保育者:「どうして畳んだ方がいいかなって思ったの?」
子ども:「だって、畳まないと出す時にさ、ボワァってなっちゃうから。畳んだ方がいいかなぁって思ったの」
保育者:「確かに、お洋服畳んで入れているとお着替えの時、カゴ出しやすいもんね。先生もそう思うな!」
子ども:「だから、畳んでいるんだ」
畳まないで入れるとカゴを出し入れする時にお洋服が落ちてきたり、カゴが入らず困っていたりする姿が見られます。
そんな時は「こうしてやったほうが出しやすいよ」と声をかけながら一緒にやったり、保育者がやってみせたりしていました。
このやり取りを通して、子どもたちが自分で気が付くことのできる環境や関わりがとても大切なんだなぁと改めて気付かせてもらった。
そんなふうに担任が話してくれました。
確かに大人がやってあげると早いし間違うことも少ないと思います。でもそれだけでは子どもが自立できません。待つことも非常に大事な関わりです。時間に余裕がない時は待つことが難しいし、その子の育っている部分よりも高度な要求をすると面倒に感じやすくなってしまいます。
大人の心の余裕が直に影響する身辺自立。
ぜひ余裕をもって、楽しく身につくように、保育園でもご家庭でも協力していけたらいいなと思います。
園庭開放のお知らせ
天沼保育園にて園庭開放を行います。
詳細は以下の通りです。
【日付】5月23日(金)
【時間】10:00~11:00
【場所】天沼保育園 園庭
【対象】未就学児のお子様とその保護者
保育園の園庭で園児と一緒に自由に遊べます。
是非いらしてください。
こあらのコラム~年下のお友達~
乳児クラス(1歳児クラス、2歳児クラス)では、保護者の方と連絡帳のやり取りを行っています。
日々の健康についてや、お家での様子、園での様子などを書いて連携をしています。
先日、入園したばかりの1歳児の保護者からこのような連絡帳がありました。(了承いただきコラムに書かせてもらっています。)
昨日夕方に公園で遊んでいたところ、女の子のお母さんから「天沼保育園ですか?娘がらっこ組(※1歳児クラスです)さんの子と言っていて、娘は一つ上のクラスなのですが」と声をかけていただきました。入園してまだ間もないのに、すでに上のクラスのお姉さんが顔を覚えてくれているなんてすごい!とびっくりしました。園庭で見かけてくれていたのかもしれません。遊具で一緒に遊んだり、アリ探しを手伝ったりしてくれていました。同じクラスのお友達はもちろんですが、またお兄さんお姉さんとも園庭で一緒に遊んでもらえたら嬉しいです。
これは4月9日の連絡帳で、保育が始まってちょうど1週間がたった日のことでした。
1週間でそんなふうなやり取りが園外でもあったんだなぁとほっこりさせてもらいました。
2歳児クラスの子どもたちは、保育園の中でこれまでずっと1番年下でいたわけですが、初めて自分より小さな子ができました。
どんな反応をするかな?と興味深く見ていましたが、このやり取りを聞いて、さっそくのかわいらしい姿にうれしく思いました。
園内でも元いたクラスを覗きに行ってみたり、園庭で小さい子を見ると、張り切って自分の身の回りのことをやろうとしたり、玩具を渡してあげたりなど、“おにいさん”“おねえさん”らしい姿を見せる様子があります。
2歳でもそんなふうな意識が働くのだなと感心しますし、そうやって子ども同士でも刺激をもらいあって(与えあって)育つ環境は大事にしていきたいなと思います。
こあらのコラム~慣れ保育~
新年度が始まって3週目。
新入園の子どもたちも少しずつ園生活に慣れてきているように思います。
1歳クラスでは15名が「はじめまして」と、スタートした4月1日。初めて保護者の方と離れて長時間過ごした子もいたのではないでしょうか。不安でいっぱいだったことと思います。
大人も初めての環境では不安や心配な気持ちになりますよね。
ひと昔前はこの時期「慣らし保育」と呼んでいました。
今は「慣れ保育」と言っています。
なぜそう変わったのかと言うと、字義通り「慣らし」は大人が主導で、“早く慣れさせる”ということが求められている印象がありませんか?一方で子どもの主体性を大切にすることを根本にすると「慣れ保育」となります。子どもにとって、ということです。
実際この2週間“子どもたちにとって”をまんなかにすえ、保護者の方と保育者たちで、子どもたちに無理なく少しずつ保育時間をのばしていけたかなと思います。
まだまだ保護者の方との別れ際は寂しい気持ちになることもありますが、毎日見る保育者の顔を覚えてきて、時々見る人と担任との差も子どもたちの様子から感じ取れるようになっています。“この人がいい”という言葉なきメッセージが子どもの仕草から伝わってくるのです。
毎日の生活が少しずつ習慣化されてきて、担任との間に愛着関係が築かれてきているのだと、嬉しく思っています。
とある記事に「3日3週間3か月」という言葉がかかれていました。継続の習慣についてでした。
その記事は主に新入職員についての内容でしたが、3日で継続力、3週間で習慣化、3か月では結果が出るとのこと。
これを子どもたちに置き換えると、確かに3日目には少しだけ様子が変化し、3週間ぐらいすると少し見通しなんかもついてきているような様子が垣間見られます。
3か月ぐらいすると、泣きの姿もほとんど減っていることが毎年の様子だったりもします。
4月5月6月と、どんどん様子が変わっていく子どもたちの姿をしっかり捉えながら、子どもたちにとって楽しい生活の場になるように、保護者のみな様と共に力を合わせていけたらなと思います。
よろしくお願いします。
園庭開放のお知らせ
天沼保育園にて園庭開放を行います。
詳細は以下の通りです。
【日付】4月24日(木)
【時間】10:00~11:00
【場所】天沼保育園 園庭
【対象】未就学児のお子様とその保護者
保育園の園庭で園児と一緒に自由に遊べます。
是非いらしてください。
こあらのコラム~発達によって変わる玩具との関わり方2~
(前回の続きです)
4歳児:いるか組
4歳児クラスでもカードゲームなどいただきました。
4歳ぐらいになってきますと、子どもだけでもカードゲームなど遊ぶことができるようになっています。
ココタキ
ハリガリ
スティッキー
自分たちでルールを守りながら遊んだり、新しいルールを作ったりすることもできています。
自治が形成されている様子に感動もします。
パズルももらいました。100ピース以上あるパズルです。
そんなある日、廊下からにぎやかな声がします。
見に行くと、
長い行列になっています。
どんどん伸びていきました。
スタート地点でもカーブして伸びていっていました。
体も頭も使って遊んでいるなと思います。
5歳児クラス:くじら組
5歳児はLa-Qや編み機などをいただきました。
作品たちです。
積み木と組み合わせて遊ぶ様子もありました。
きれいな収納箱みたいですね。
学校とプールでしょうか。
また、織り機ではた織り。
ポシェットづくりに励んでいます。
こあらのコラム~発達によって変わる玩具との関わり方~
12月のコラムで紹介いたしました「お楽しみ会」でサンタさんからいただいた玩具と、それをどんなふうに遊んでいるか、その後の様子をお伝えいたしますね。
まず、1歳児クラス:らっこ組
パズルやお人形をもらいました。一生懸命お世話をしている様子が本当にかわいらしいです。
妹や弟に見立てているのかな?
2歳児クラス:ぺんぎん組
リモーザ
マグネット
パズル
2歳クラスは朝の時間や土曜日保育でも使うお部屋なので、他のクラスの子も使っています。
クラスには簡単なボードゲームももらって、保育者と共に楽しんでいますよ。
キンダーメモリー
はじめてのゲーム・果樹園
3歳児クラス:かもめ組
3歳児はもう少しゲーム性の高いボードゲームや、大好きな線路のパーツ、ごっこ遊びの道具などをもらいました。
テンポかたつむり
ごっこ遊びがますます豊かになってきました。
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