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2024年5月9日

こあらのコラム~バスごっこ~

連休が明けて保育が始まると、子どもたちから「おじいちゃんおばあちゃんに会ったよ」とか「○○(観光地)に行ったよ」「お家で遊んだ」などと、休み中のお話しをたくさん聞かせてもらいます。

そんななか、4歳クラスの子どもが「静岡のホテルに行きますよー!」と、クラスにご招待してくれました。聞くと静岡に旅行に行った子がきっかけとなり、バスごっこが始まったそうです。

↑「チケット見せて下さい」「はい」

壁にはバスの車窓から見えるような景色が。これは大人が描いたそうですが、椅子を並べて、ハンドルを作って、「こちらに乗って下さ~い」と子どもたちがイメージを膨らませながら遊んでいます。

事務所やさまざまなクラスに営業に行き、お客様を呼び込んでいます。

↑「天沼中学校までー」「おりまーす」

この遊びがもっと深まるといいなと思い、横の壁にも景色を描いたり子どもと一緒にハンドルも新調したり、チケットも作ってみたりしました。すると二日続けて遊んでいたり昨日とは違うお客様がきたりしています。実は運転手は昨日と違う人です。

他にも「今日はハンドル作っていたね」と言うと「今はブレーキをつくっているよ」などと話す子もいました。

こんなふうに遊びを充実させるために、子どものつぶやきを逃さず受け止め、遊びを深めるためにも保育士はしかけをしたり一緒に遊びながら共にイメージを膨らませたりしています。

遊びの中で子どもたちは言葉のやり取りを盛んに行ったりもっと楽しくなる工夫をしたりするなど、とっても考えている様子です。遊びながら育っていることが感じられるのです。

これからも、どのクラスも遊びを充実させていきたいと考えています。