アルバム
2歳児にじ・もも組、3歳すみれ組、保健指導を行いました。
残暑でムシムシするこの頃、8月で水遊びが終了し9月から園庭遊びになり、日差しを浴びる機会が増えます。園では熱中症予防を継続し、WBGT(暑さ指数計)に沿った外遊びの実施、水分補給、日除けの設置等の工夫をし、安全な環境で子どもたちが思いきり遊べるように務めて参りますが、子どもたちも自ら体調不良を訴えられる事で体調の悪化の予防に繋がればと思い、今回熱中症の保健指導を実施する事にしました。本日は、昨日の3歳かぜ組さんの保健指導に続き、2日目です。
看護師2名で紙芝居を手に各クラスの部屋に入るとすぐに子どもたちが気が付き「はやく読んで!」の声があちこちからあがり楽しみにしている気持ちが伝わってきました。
まずは『おばけのモックンとねっちゅうしょうおばけ』という熱中症の症状を伝える紙芝居を読みました。2歳もも組さんは途中で飽きた様子なく少し長めのお話しにも関わらずみんな声を発する事なく夢中で聞き入ってくれました。2歳ですがすごい集中力です。2歳にじ組さんも紙芝居と聞くや否や、サッと静かに座り看護師を囲みます。3歳かぜ組さんは発想豊かで物語に関連した自分の考えを堂々と元気よく伝えてくれます。
紙芝居の次は、紙芝居の内容に絡めながら、「みずやお茶をよく飲もう」「日陰でやすもう」「気分が悪くなったら大人に言おう」などのお約束を絵でおさらいしました。昨日に引き続き、園庭帽子をかぶる実演で災害用ヘルメットをかぶってみせると「それはちがう!逃げる時。」と的確に答える、もも組さん。担任の先生がまだ朝のお茶を飲んでいない子に「熱中症おばけが来ないようにお茶を飲みましょう。」と促すとみんなすぐお茶を飲みました。
最後は、「ありがとうございました!」とご挨拶ができた2、3歳児さん。2歳児さんも元気な挨拶が出来る姿に、成長を感じた保健指導でした。