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2019年5月27日

5歳児 うみ組 カマキリを飼うには…?

「先生みてみて!カマキリの卵見つけたよ!お部屋で育てよう!」
1人の男の子が持ってきたカマキリの卵。みんな興味津々で覗き込みます。

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保育園にあった図鑑に飼い方が書いてあるのを見つけ、みんなで読んでみると…
「一つの卵からたくさん出てくるんだね」
「えさはバッタとハエとコオロギとゴキブリだって!」
「えぇーっ…ゴキブリ捕まえてくるの?」
「バッタだったら僕のおばあちゃんの家の近くにたくさんいるよ!」

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その後も保育士と書いてある内容を何度も読み返し、
・生きている虫を毎日あげなくてはいけない事
・小さいカゴに入れておくと共喰いをしてしまう事
を知り、どうするか話し合うことになりました。

「僕、バッタ見つけたら持ってくるよ」
「でも、保育園に来るまでに死んじゃうかもよ?」
「毎日だと保育園がお休みの時にどうしようか?」
「土曜日も来る人いるから大丈夫だよ!」
「かわいそうだから、逃してあげたら?」
「でも、カマキリ飼ってみたいじゃん!」
と、様々な意見が子どもたちから出てきました。
飼うのが難しいとなってからはどこに逃がすかも子どもたちと相談し、保育園の中で一番虫がたくさんいる、プール置き場の裏に逃がすことになりました。

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さっそくプール置き場の裏に行ってみると…
「あ!カマキリいたよ!」
「どこどこ?」
「大人のカマキリがいるって事は赤ちゃんも元気に大きくなるよね」
と、安心した様子でした。

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最後はそっと草むらに逃してあげていました。

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飼いたい気持ちを我慢してカマキリも小さな命であることを理解し、どうしたら元気でいてくれるか、図鑑で調べて真剣に考えていた子どもたち。生き物の不思議さや儚さを感じる一日となりました。

夏に大きくなったカマキリさんに会えるといいね♪