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2020年8月19日
5歳児うみ組 生活と遊びの中での数字との関わり
うみ組は部屋でラディッシュを栽培中です。
保育士が促さなくても、生活している中で子どもたち自身が気付き、水やりを行っている姿を見ると、これが「やらされている活動」ではないのだなと実感できます。
みんな植物の生長を楽しみにしているのですね。
水やりを記録するシートがあるのですが、気付くと今日までの日付しかありません。
このままでは明日以降の記録がつけられないので、もう一枚紙を用意しました。すると…
子どもたちが日付を書き込んでくれました。
生活に必要なことを、自分たちの知識や能力を以て作り上げていく。
まさに年長児の姿ですね☆
その後お部屋では一枚の布団がきっかけで片足立ち競争(片足立ちで何秒立てるか)が始まりました。
こちらでも遊びの中で数字との関わりが生まれました。
この表は保育士が書いていますが、子どもたちは友達のチャレンジの秒数を数えたり、自分の記録と友達の記録を比べたり、自然と数字と触れ合っています。
数字の概念を獲得すると活動の幅が広がっていくことを、子どもたちは身をもって感じています。
自分たちの遊びを楽しくしてくれるものだとわかるからこそ、より知ろうとしていくのですね
これは数字だけでなく、文字や記号など他のものでも同じです。
だからこそ、一方的に教えるのではなく、生活の中で自然と文字や数字に触れられる環境を作り、興味に寄り添いながら身に付けられるよう関わりたいと思っています。