アルバム
3歳児すみれ組 走りたい!
暑さも和らぎ、朝から園庭へ!
テラスでセミが死んでしまっているのを見つけると…端の方へ。
どうするのかな?と見ていると「セミさん、死んじゃったから埋めてあげるの」と子どもたち。
スコップを使って、できるだけ深く、掘り…
埋めてあげていました。
保育士「セミさん、死んじゃったんだね」
子ども「そう、お空に行くんだよ」
子ども「セミさんは30(3週間?)しか生きられないんだよ。少しだけなの。ママが教えてくれた」
保育士「そうなんだね、セミさん、お空でもたくさん遊ぶのかな」
子ども「セミさん、お空でたくさん遊んでね」
少し寂しそうにしていましたが、死んでしまったこと理解し、自分たちがどうしたらいいのか、どうしてあげたいのか考えている姿に大きな心の成長を感じますね。きっと、セミさんも嬉しかっただろうな…
最近、虫が大好きな子どもたちですが、少しずつ生き物ということを理解し、関わろうとしていますね。この関わりが今後、一つひとつの命を大切にしていこうとする気持ちにつながっていくのだと思います。
園庭で遊んだ後はみんな大好きなホールへ。
毎回「走りたい!」ということで運動会の候補にもあがっているので色々なゲームを楽しんでみることに…
まずはみんなでしっかりとルールを確認して、スタート☆
みんなお友達と2ペアになって走り出したのですが、「よーい、どん!」と聞くと全員が走り出したくなるすみれさん。リレーのようにタッチされたら順番で走る予定が、たくさんのお友達が走っている状態に😂
(でも、走ることが大好きなのでみんな楽しんでいました😂)
その後は一人で。
「がんばるぞ!」と気合十分。
お友達にタッチされたら、全力疾走。
走るのも色々な種類があります。みんなの「走りたい!」という気持ちを叶えながら、新しいことにも挑戦できるように工夫し進めていきたいと思います。
もちろん、最後はバルーン。昨日、「ホールに行こうね」と言っているときから「バルーンする?」と聞いてくるお友達がいるくらいお気に入り。
みんなの気持ちが一つになれば自由自在に形が変化していきます♪
成功すると大盛り上がりです☆
お部屋では運動会についての話し合い。
子どもたちがやりたいことも少しずつ決まってきたようです。(また、発信していきますね)
話をしている中で、こんな会話がありました。
子ども「今日、走るの負けちゃったね」
子ども「うん。○○は速かったんだけどね」
保育士「うん、悔しいね。次はみんなで協力したらいいのかも」
子ども「協力したよ、○○は速かったもん」
子ども「○○も速く走ったよ!」
保育士「うん、でもね、順番が分からなくなってしまったり、気付いていないお友達に教えてあげる、それで一緒に頑張って走るのも協力って言うんだよ」
子ども「そっか…次はそうする!」
勝ち負けを意識している子、意識していない子とクラスの様子は様々です。
もちろん負けてしまったことは悔しいですし、悔しい気持ちを味わうことも大切だと思います。けれど、負けたことを誰かのせいにするのではなく、勝つためにはどうしたらいいんだろう…次はこうしよう!とみんなで考え、少しずつ意識していけるように声をかけていきたいなと感じる場面でした。
クラスの様子、一人ひとりの様子がそう変化していくのか楽しみですね♪