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2021年10月11日
3歳児かぜ組 園庭だから経験できること
上井草保育園の園庭には数十個のタイヤがあります。
タイヤは子どもたちの力でも運べる重さなので、日々色々なところに置かれ、それが園庭の表情を様々に変えてくれます。
今日はタイヤが4つずつ程重ねて置いてあるのを見つけた子どもたち。
さっそく中に入って嬉しそうに一言…
「モグラゲーム(もぐらたたき?)しよう!!」
タイヤからひょこりと顔を出すみんなの頭を、先生がタッチするゲームでした。
何かになりきるのが好きな年齢ですが、まさかゲームのモグラになりきるとは…子どもたちの発想はいつも大人を越えてくれます。
さて、数個積んであればもっと高く積みたくなるのが子どもたち。
散らばってるタイヤをかき集めて、一つずつ重ねていきました。
倒れそうになるのをみんなで抑えながら、10個積んだ辺りで崩れたタイヤ。
もう一回挑戦かなと思っていると…
倒れたタイヤを梯子のようにして渡る遊びに発展しました。
園庭には他にもビールケースやマルチパーツ(ベニヤ板をL字に組み合わせたもの)など、子どもたちが自分の力で動かせる玩具をいくつも置いています。
子どもの力で自由に動かせるから、ヒトとモノが相互に作用し、本当に多様な遊びが生まれます。
自分の頭で考え、身体を使って表現し、友達と協力して実現する。
公園だけでは経験できない多くのことを、園庭での遊びを通じて積み重ねていってほしいです。