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3歳児合同保育 楽しい!と、困った!
今日も元気に園庭に繰り出した子どもたち。
「はだしで出てもいい!?」
と子どもたちには満面の笑みで聞かれましたが、気温を考えるとやめてほしいところ….。
そこで、
「今日はちょっと寒くない?」
「水溜まりに入ったり、裸足になると風邪ひいちゃうかも!」
と子どもたちに伝えてみました。
すると少し考えた子どもたち。
「やっぱり靴履いていく!」
と、今日は自分で考えて思い直してくれました。
さてそのすぐ後のこと。
水溜まりに入らないで、遊べる方法を子どもたちが考えた結果…タイヤの上なら濡れない!と水溜まりの中にあるタイヤを渡って楽しんでいました。
…なお、残念ながらバランスを崩して靴やズボンは濡れることになりました
😵💫おしい…!
砂場では、
「〇〇ちゃんが使ってたの!!」
と器を手に持って大きな声。
しばらく様子を見守っていると、
「〇〇ちゃんが使いたかったの!」
とお友達。
手は出ていなかったので、そのまま様子を見守っていると、
「〇〇ちゃんが作ってあげたかったの!はい!」
と砂を器に入れて元々使っていた子に渡してくれました。
それぞれの思いがすれ違うのは、よくあることです💦
でも、そんな中で今回は自分達で話して遊ぶことが出来ていました。
「まぜまぜ〜」
とみんなでお料理して楽しんでいました。
テラスでは、ビールケースを組み上げている子どもたち。
保育士がそばについて見守っていると、完成した様子。
「何を作ったの?」
と保育士がたずねると、
「シンカリオン!」
「シンカリオンこまち!」
と満足げな子どもたちでした。
ですが、あまりのかっこよさに気づいたお友達が、どんどん集まってきました💦
「〇〇も乗りたいのーー!」
「せまいー!!」
と、さながら満員電車のよう…。
このままではうまく遊べない…!
そこで
「じゅんばんこにしてみようか?」
と声をかけてみました。
「やだ!!」
と最初から座っている子。
作ったから、自分の!と言う気持ちもわかります。
でも、保育園の玩具はみんなのもの。
「保育園の玩具はみんなのものだから、みんなで使えないと、〇〇くんにも貸してあげられなくなっちゃうよ…」
と保育士が伝えると、
「あーとーでー」
……その後しっかり後で交代して乗ることが出来ました。
また、危なそうなところに座ったり立ったりしている子どもには、
「そこ、滑ってずれちゃうけど、大丈夫?」
「先生、そっち側にはいないよ?」
と伝えたり、
縄跳びをシートベルトにした子や、友達の足元のマットを引き抜いた子どもには、
「首、しまっちゃいそう、しまったらくるしいよ」
「お友達が立ってるマットを抜いたら、転んじゃうよ!」
と子どもたち自身が安全を考えられるような声かけをしていきました。
保育士の声かけに気づいた子は、気をつけて遊んでくれていました。
日々の遊びの中で、子どもたちは沢山の楽しい!と困った!を経験しています。
子どもたちの豊かな遊びのイメージを、安全に楽しく広げていけるよう、見守りや声かけなどを行っています。
やがては子どもたちが自分たち自身で安全に楽しく遊んでいける方法に気付けるようにしていきたいです。





