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5歳児うみ組〜できないからやらない？〜

朝、子どもたちから「今日は来るとき、ちょっと涼しかったよ」という声が聞こえてきました。自分のことだけでなく、季節の移り変わりに気づき、保育士へ教えてくれる姿に成長を感じますね。
秋に体を動かすのも気持ちの良い季節がやってきます。そこで『なわとびちゃれんじカード』を作ってみました。
「やりたい子がいつでもできるように、ここのポケットに入れておくよ」と伝えると「〇〇はやらなーい！！」とすぐ返事をする子。
「どうして？？」
「だって、できないから！」
「できるかどうか、試さなくていいの？」
「…」
運動は得意、不得意が分かれやすく『なわとび』と聞くとハードルが高いように感じますが、できることがねらいではなく「やってみようかな？（挑戦）」というきっかけになったり、「やってみたらできた！（嬉しい！）」「もっとできるようになりたい！（継続）」という気持ちを引き出したいというのがねらいです。
早速、ホールへ行って一番初めの項目にチャレンジ！

１つ目は『なわとびをほどく』
持つところを伝えると…
「あ、できた！」
みんな笑顔です。
この経験の積み重ねができたら、不得意と決めつけていた『なわとび』が楽しいものへと変わっていくかもしれませんよね。

人と比べるのではなく、自分との戦いです。コツコツと練習することで「できた！」が増やせるのです。

あちらこちらでコツコツと取り組む姿がありました。

「今日だけで、こんなに押せたよー！！」とできたところに押したスタンプを嬉しそうに眺める子どもたちでした。

園庭へ出てからも、なわとびを手に挑戦し「うしろとび難しいけど…あ！できた！」「もう一回やってみようかな」とやりとりをしていました。

『なわとびちゃれんじカード』は、あくまでもきっかけづくりです。
なわとびで遊びながら、楽しく体を動かしたり、目標を持って頑張ろうとしたり、諦めずに取り組んだりする気持ちを育んでいけたら良いなと思っています。