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2022年11月24日

1歳児つきぐみ~集団生活のルール~

今日も予想最高気温は21℃とありがたい陽気となりました。

一昨日の予告通り、今日は若竹スポーツ広場へ出かけています。

(子どもたちは「すべりだいこうえん」と呼んでいます。)

 

保育園から最短で700m。大人の足で10分弱の距離にある広場です。

藤棚と滑り台と雲梯がある広場。

 

前回は、あえて何も言わずにどうやって遊ぶかを見守ったのですが、奥の雲梯がちょっと危ない感じでした。

その振り返りを踏まえ、今日は遊びだす前に話をしてみました。

(写真参照)

「赤、青のところは大丈夫。黄色は、難しくて怪我をしちゃうかもしれないからお休みね。」

 

 

…伝わるかな、わかってくれるかなとドキドキしながら遊びだす様子を見守ります。

勢いに任せて、つい!といった様子もありながら、その都度声を掛けると、

「あぁ、そうだった そうだった」とばかりに黄色の欄干から手を離し、赤や青へ移動していく子どもたちでした。

 

 

 

滑り台では一人ひとりに声を掛けます。

「お友だちが階段を上っている時は下で待っていてね」

「お友だちが滑ったら上ってね」

次々次々行きたいのが人情ですが、集団の安全も保育には大切なのです。

時にじれったさに身をよじり、歯がゆさに地団駄を踏みながらも、

待つ 待つ 待つ…。

最初はなんで!と声をあげることもあります。

 

ですが、自分の番が回ってくる度に待っていれば出来る、順番が来るという見通しが持てるようになります。

生活のルールは「じゅんばん」という言葉で全て括っては育たないそうです。

 

「お友だちがやっているから ”じゅんばん” よ」

「落ちてきたら危ないから ”じゅんばん” ね」

「”じゅんばん”だよって おともだちが こまっているよ」

など、その都度状況を説明することでルールの本質や他者の気持ちを知っていくのだそうです。

 

年齢に応じた簡潔な言い回しで、気持ちよく暮らしていくルールを繰り返し伝えながら、

楽しく過ごす基盤を育んでいけるよう関わっていきたいと考えています。

 

さて、魅惑の水たまり。

止まらないステップ ステップ ステップ!

水がなくなるまで踊り続けます!

あっという間に兵どもが夢の跡。

干上がる水たまりにはもう誰も寄り付かず、閑古鳥です…。

子どもって正直!だから面白いのですよね!

ビショビショの靴はテラスに干して明日の出動に備えています(笑)