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3歳児かぜ組 ごっちゃおばけ
昨日のご飯の前に読んだ絵本。「ぱなしくん」
なんでもかんでもやりっぱなしのせいで「ぱなしくん」と呼ばれてしまった男の子はごっちゃお化けに食べられそうになってやっとお片付けをして
部屋が綺麗になったら気持ちがいいことに気付きます。
これを読んでみると子供たちの中で何かハッとしたものがあったのかその日から生活に変化がありました。
「ぱなしくんみたいになっちゃうよ。」
「あ!服ぬぎっぱなしくんがいる!」
そんな言葉が子供たちから出てきて生活面で子供たち同士で気づいて声をかける場面が一気に増えました。
そして次の日の今日。
保育園に登園してきて
「先生、ごっちゃお化けをね、おうちで作ってきたんだよ!」とお話ししてくれてみせてくれました。
袋に目が大きくて怖ーい顔が書いてありました。
「うわ、本物のごっちゃおばけじゃん!こわい〜お片付けしなきゃ」
そう言って担任が周りのものを片付けて始めると
「へっへっへ。たべてやる〜」といいながら出しっぱなしのおもちゃを次々食べてしまうごっちゃおばけ。
「こんなに沢山たべてお腹がいっぱいになっちゃったよ〜」と見せに来てくれました。
「みんなこんなに出しっぱなしにしてたの?」と担任がいうと
「違うおもちゃで遊んでたから出しっぱなしだった」とお話ししてくれました。
そこでみんなに「ごっちゃお化けがこんなにたくさんのおもちゃ食べちゃってもう遊べなくなっちゃうけどもう遊んでないおもちゃはどうしたらいいんだろう?」とごっちゃお化けを見せながら聞いてみると
「ちゃんと片付けなきゃ…」
「遊ばないのやだよ〜」
「すぐ片付ける!!」
色んな声が聞こえてそのままお片付け作戦が始まりお部屋が綺麗になってお化けもどこかに行ってしまいました。
保育士も子供たちも絵本を通してハッとさせられそこから遊びや制作を通して生活につなげられてちょっぴり怖いけどでも楽しく片付けをしている姿をみてとても成長を感じました。