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2018年5月9日

僕のボールないんだもん…

今日は朝から雨が降っていて外に出れなかったので、ホールでボールをだして遊んでいた3歳児クラスのお友達。

楽しく遊んでいるなかに、カラフルなボールを持って追いかけられてる男の子が…!

「どうしたの?」

と声をかけると、追いかけてた男の子が

「僕も(カラフルなボールが)欲しい」

もう一方の男の子も

「だって僕のボールないんだもん」

こういう小さなトラブルから保育は始まります。

 

「そうかぁ…どうしたらいいかなぁ」

と保育士も一緒に悩んでみました。

「僕が使う」

「僕だって使う」

そんなやり取りを繰り返していると、それを近くで見ていた男の子が寄ってきて…

「これ、使っていいよ」

とカラフルボールを差し出してくれました!

「ありがとう」

と伝えると少し恥ずかしそうに頷いた男の子。

その表情を見て、自分以外の子の気持ちに思いを馳せられるようになった子どもの成長を感じることができました。

トラブルの解決策を大人が出すのは簡単ですが、大人も一緒に悩んでみることで子どもの成長を垣間見るチャンスが生まれます。

これからも成長の機会を見逃さずに子どもたちを見守っていきます。