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2020年12月24日

0歳児ほし組〜呼んでるよ〜

「Rちゃーん!」
お名前を呼ぶと、保育士の方へ振り向きます。
「オムツ替えようか?」
と言うと、目を逸らし、オモチャで遊び始めました。
まだ遊んでいたいのか‥
いつもなら、本人のタイミングを待ったり、納得できるよう声をかけたりするのですが、今日はなんと‥

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「ほら、呼ばれてるよ!言っておいで!」
と、Hちゃんが教えてあげていました。
言葉でのやり取りがまだ出来ないため、Rちゃんはなんで引っ張られているのかわからず抵抗していました。

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それでも、「ほら!先生待ってるんだからこっちこっちー!」と、保育士のところへ連れて行こうとするHちゃんと、なぜ引っ張られるのかわからないRちゃんの無言のやり取りが続き、ついにRちゃんは泣き出してしまいました。
「え?なんで泣いてるの?」と、不思議そうに見つめるHちゃん。
「Rちゃんまだ遊んでいたかったんだって。」
「Hちゃんオムツ替えようって教えてくれてたんだよ。」
それぞれの気持ちを代弁していると‥

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HちゃんがRちゃんを抱きしめてあげていました。
その後も、Hちゃんは保育士のところへ連れて行こうとしていましたが、Rちゃんは、「一人で行けるよ💦」と、自ら保育士のところへ来るのでした。

お友達の顔と名前が一致していること。保育士の言った言葉を理解した上で、自分の気持ちを表現したり、伝えようとすることができた、たくさんの成長が詰まったエピソードですね!

今はまだ、お互いの気持ちを理解し合うのは難しいですが、保育士が子どもたちの気持ちを代弁していくことで、少しずつ相手の気持ちを知ったり、自分の気持ちを表現しようとしたりできるようになっていってほしいですね!