すくわく

すくわく
すくわくプログラム
北保育園では、「野菜を育てること」を探究活動のステージにして、野菜の不思議に学び「食」への関心を高めていきます。
今日は、4歳児が春に植えた大豆を使って「お味噌づくり」をしました。
4歳児:お味噌って大豆から作るの?
大豆はかたいのに食べられるの?
4歳児:あれ?やわらかい
栄養士:ゆでると大きくふくらむんだよ。
ふくらんだ大豆をビニール袋に入れて、もみもみしてつぶします。
4歳児:あったかい。お味噌になるかな?
栄養士:ほら、お味噌のもとができたわよ。
4歳児:甘い大豆のにおいだ~
おいしいお味噌になるといいね。
栄養士:これを暗いところに寝かせます。
いつまで寝かせるといいのかな?
4歳児:1年だよ。
図鑑で調べた子が自信ありげに答えてくれました。
<東京都のロゴ>
乳幼児期における非認知能力を育成したいと考え、東京都が幼稚園・保育所等を応援しているプログラムです。
非認知能力とは、知能検査や学力検査では測定できない、個人の性格や価値観・感情・行動・態度にかかわる能力のことです。
具体的には、自己管理力・共感力・コミュニケーション能力・協調性・粘り強さ・自信・自制・意欲・自己肯定感・他者への配慮
を言います。
自然の不思議「3?」(スリークエスチョン)2号
探究活動の環境(活動の場所)を紹介します。
「北のプランター」:ここでは、2種類のいちごを育てています。まだ青いです。
「北の砂場」:ここでは、砂遊びをします。またままごと遊びに繋がる保育活動をします。
「北のマルシェ」:ここでは、お店屋さんごっこをします。「いらっしゃい」「いらっしゃいませ」と言った元気な声が聞こえます。
北の畑:ここでは、夏野菜のトマト・キュウリ・サツマイモ・枝豆を育てました。今、冬野菜としてダイコンと玉ねぎを育てています。
落ち葉プール:園庭に落ちた落葉や畑で取った雑草を肥やしにします。ここには、カブトムシやクワガタがすんでいます。
テーマ:自然の不思議「3?」(スリークエッション) 1号
北保育園では、探究活動に取り組んでいます。
野菜の栽培活動をとおして、自然の不思議に気づかせ、探究する力を育てようと考えています。
対象は、3・4・5歳児です。探究活動の流れは、子どもが不思議に思う対象物(野菜)を設定して
❶なに?(ひきつけ) ❷なぜ?(ひきこみ)
❸どうして?どうしたら?どうしよう?(ひろげて)と探究していきます。
<実践> 4歳児 すずらん組
5月から園庭でキュウリを育てました。水やりをとおして ❶これなに? トゲ (キュウリの茎にトゲがいっぱい) ❷なぜ? トゲが? ❸トマトや大豆の茎にもあるよ。どうして?
子どもたちは、「野菜の不思議」を保育者と探究していきます。
h「キュウリの赤ちゃん見てごらん。」
c「トゲがいっぱいがあるよ。」
c「先生、トマトの赤ちゃんにもトゲがあるよ。」(ルーペ使用)
h「なんでトゲがあるんだろう?」
c「???」
*答えは、子どもたちに聞いてください。